『キャラクターを演じること、その次のステップ』

この話は『ロールプレイ初心者向けの説明』の続きになります。
未読の場合はそちらから読まれることをお勧めします。

*また内容はあくまでGMなりの初心者の方への説明になります。あくまで当ギルドの推奨スタイルということでご容赦ください。


『キャラクターを演じること、その次のステップ』


GMの私見ではありますが「キャラクターを演じる」ということ自体はそれほど難しくはないと考えています。そのキャラの背景設定や過去の経歴、性格からこう考えて、こう動くはずだ…というところまで突き詰めていくのは少し時間がかかるかもしれませんが勘の良い人やロールプレイに相性の良い人は一週間以内、場合によっては数日、数時間で身につける方もいると思います。


そのため初めての方が一気に中級者くらいに慣れてくることもあります。ただ時間の差はあれ、プレイヤー視点とキャラクター視点の切り替えを理解できる人は発言・行動に関してロールプレイが上達していかれるように感じます。


ある程度、キャラクターを演じることが出来るようになった後、個人的には次のステップとしては「皆で楽しむためのロールプレイ」の技術を高めることを推奨しています。

 

どのようなロールプレイをするか、これはもちろん自由です。特にソロプレイのゲームであれば好きなように演じるのが一番です。


ただロールプレイギルドとして遊ぶのであれば、それはソロプレイではなくマルチなロールプレイです。キャラクター同士の絡み合いとは言え、その後ろにはプレイヤーがいるのは厳然たる事実です。ロールプレイにこだわり過ぎてプレイヤーが楽しむのを忘れては根本的には遊びとして意味がないとGMは考えています。あくまでロールプレイは、プレイヤーが楽しむための技術です。プレイヤー間ではマナーや配慮が必要になります。

 

では都合よくキャラクターの性格を変えながら周りに合わせてロールプレイをしていればいいのか? それもロールプレイとしては違うとは思います。

 

如何に自分のキャラクターにとって矛盾のないロールプレイをしながら全員が共有できる喜びを作るかが大事だと思います。そこが次のステップのロールプレイの上達だと考えています。

 

そのためにはキャラクターにはイベントや会話を妨げない何らかの「抜け道」を作っておくのも一つの手段になります。


例えば、「ある一定以上の額でないと仕事を受けない傭兵」などを演じるということは非常にかっこいいのですが、イベントを計画する他プレイヤーには「一定以上の額」を用意しないといけないという制約が暗黙に課されます。

 

「俺は勝手にするから好きに行って来いよ」という形でロールプレイをすることはもちろん可能なのですが実際にはプレイヤー同士の間はギクシャクすることはあります。イベント企画者が「申し訳ないな」と感じることもありますし、他のプレイヤーも「何となく嫌な空気」を感じてしまうことがあります。

 

そのため、「抜け道」としては「何だかんだ言いながら仕事を引き受けるお人よしの所がある」「特定のキャラクターに叱られると仕事を引き受けてしまう」などの要素をキャラクターに作っておく方が良いかもしれません。

 

同じように暴言などで不快感を与えうるキャラクターには何らかの自虐性を与えて相手プレイヤーが笑ってしまう、逆に攻撃されやすいようにするなど上手に不快感を与えないようなキャラクター性を形成していくことも必要かと思います。

 

もちろんこういったことをロールプレイでは気にするべきではないというのもあるとは思います。それは実社会と同じようにキャラクター同士の相性が悪いことも一つのロールプレイと見なす考え方があるからだと思います。


どの程度まで気にするかどうかはそもそものプレイヤーたちの性格や楽しみ方によるところが大きい気はします。これはロールプレイへの理解とはまた別の素因だと考えます。

 

ただ色々と書きましたが、私もまだまだだと感じることは良くあります。また気を使い過ぎて自分が楽しめていないのも本末転倒です。大事なのはバランスだと思います。


あくまでこういう考え方をしたいという願望も含めて記載していますのでハードルが高いようには思わないで欲しいと思います。


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